声をあげて泣けたら どんなにか楽になるだろう
争いの空しさに うなだれる心
死ぬよりつらいことは 人を傷つけていつかは
慣れてゆくことだろう
それが生きる術〔すべ〕なのか?
心に涙みたいな雨が降る 世界濡らして
どうして 風のようになれないと 嘆きながら
天を仰ぎ 問いかけるよ この自分の魂〔こころ〕に…
捨て石になることに ためらいなんてないけれど
憎しみを溶かすような 手段〔てだて〕があったら
孤独よりつらいのは 孤独に気づかないままで
憎しみに生きること
それを伝えてやれたら
今夜も 涙みたいな雨が降る 全て濡らして
自分が でくのぼうに思えても 生きるだけさ
いつかきっと 晴れた空に 出逢うことを夢見て…
心に 涙みたいな雨が降る 世界濡らして
誰もが寂しさ胸に忍ばせて 歩いてゆく
いつかきっと 晴れた空に 出逢うことを夢見て…
|